●ニヤゾフ大統領肖像画について
噂どおり、街中にはニヤゾフ大統領の肖像画があふれています。
特にトルクメニスタンの首都アシハバードはその傾向が顕著。
地方に行くとややその傾向は落ちますが、それでもいたるところに見られます。
(具体的に何メートルおきというのは難しいですが、主要な建物や目立つ場所には必ずニヤゾフ大統領の肖像画が飾られています。そのような建物が多いアシハバードは比例して目にする確立が高い)
建物の内部、オフィス内などにもニヤゾフ大統領の肖像画が飾られています。
トルクメニスタン人に「ニヤゾフ大統領の肖像画を飾ることは法律で決められているのですか?」と質問したところ、「法律では決まっていない、大統領が好きだから飾っている。」という答えでした。
余談ではありますが、ニヤゾフ大統領の肖像画の頭髪部には加工がされています。
ニヤゾフ大統領は、実は既に白髪で今は黒く染めています。
肖像画ではさらに「黒々、ボリュームアップ」というような加工がされています。
ニヤゾフ大統領の肖像画は、本屋で購入可能です。

ニヤゾフ大統領肖像画です。国中いたるところに飾られています。

本屋の中。ニヤゾフ大統領肖像画はもちろん、大統領の家族の肖像画も絶賛発売中^^。
エアコンの下の女性が、ニヤゾフ大統領のお母さんです。
他にも「ルフナマ」や「アハルテケ」(トルクメニスタンご自慢のお馬さん)「アラバイ」(トルクメニスタンにしかしないワンちゃん)がありますね。

こんな工場のプラントにもしっかり大統領の巨大肖像画が設置されています。
これは数キロ離れたところから写したものです。

こんなところにもニヤゾフ大統領。
いやー、お腹いっぱいです
●ニヤゾフ大統領の銅像について
肖像画と同様、ニヤゾフ大統領の銅像も実に数多く見かけます。
中心部にある中立の塔てっぺんの回転する巨大銅像をはじめ、黄金に輝いているものが多い(ほとんどかな)。
トルクメニスタンの主要建築物の敷地には必ず銅像あるように見えました。
その他、大統領のお母さん、トルクメニスタンの英雄(大きな帽子をかぶり、サーベルなどの武器を持つ)の銅像もよくみかけました。

すごいですねー、ぴかぴかです。

トルクメニスタンの英雄はかっこいいですね。
けど、「悪いことするとトルクメニスタン人がさらってしまうよ」というナマハゲかと思うようなたとえにも使われるそうです。

こちらは半身タイプのちょっと小ぶり。
これくらいものサイズのものはごろごろあります。
●噴水について
街のいたるところに大小、そして様々な形の噴水が設置されている。
トルクメニスタンは砂漠の中の国ですので、水が非常に貴重な土地。
噴水などの過度の設備投資は、権力の象徴、無駄遣いのひとつともいわれるが、目にも楽しく、気温を下げる冷却効果もあり、皆のオアシスになっています。
●緑について
カラクム砂漠が80%を占めるトルクメニスタンですが、驚くほどアシハバードには緑が多い。
きれいに刈られて整備された芝生には常にスプリンクラーがまわっています。
ニヤゾフ大統領が積極的に植林や緑化を進めた結果、緑があふれる国になりました。
砂漠の国にいることを忘れてしまいます。
こういった緑の手入れや街の掃除には大量の人間が動員されており(おそらく無給か薄給)、町中にうようよしています。

アシハバードには緑がいっぱいです。
「The Palace Rukhyet」
●住居について
市民の住居は1階建て平屋か3階〜5階建てほどのソビエト風アパートがほとんど。
高層タイプの高級マンションは現在急ピッチで数が増えているが、一般的な人が住むものではない。
高級マンションは各省庁が管理しており、勤続の長い人や功績の認められた人が優先的に権利を与えられるそうです。
分譲される場合は5部屋タイプで約$25000とのこと。
人は住んでいないと噂されていましたが、ちゃんと人は住んでいました。
ゴーストタウンに見えることはありませんが、生活感をそこにはあまり感じられません。
このような新規拡張工事においては、そこの住民は強制退去させられるようです。
一般家庭の家は、特に複雑な間取りでなく箱型の部屋がいくつかある、といった形である。
トルクメニスタン名産である絨毯を必ずどの部屋にも敷いており、そして壁に飾っています。
ですので、家中が赤く見えます。
テーブル、椅子ももちろんありますが、絨毯の上にそのまま座りくつろいだり、お茶をする習慣があり、日本人には馴染みやすい。
内装などの作りに関しては、必ずしも綺麗とはいえずソビエトっぽさが残るところもあるが、今のロシアでもそれはあまり代わりがないので、トルクメニスタンが特別ひどく貧しいものとは感じない。

アシハバードには、こんな綺麗な高層マンションがニョキニョキ立っています。
●公共の乗り物について
トルクメニスタン市民の足はバスと白タク。
バスは通常のガソリンで動くタイプと電気で動くトロリーブスの2タイプ(旧ロシア圏では一般的)
運賃は50マナト(約$0.002)。
白タクもごく一般的な交通手段のひとつ。
街中の数キロの距離であれば10000マナト〜20000マナト(約0.5〜0.8ドル)程度。
普通のタクシーもあり。
●車について
車の大半はロシア製で、しかもロシア国内でも見かけなくなってきているかなり年式の古いもの多数。
ぼろぼろのものが多い。
日本車も意外に見かけます。
トヨタ社が多く、特にマークU3兄弟(マークU、チェイサー、クレスタ)を非常に良く見かける。
ドバイ経由で入ってくるものがほとんど。
ドイツ、アメリカをはじめ様々な国の車も走っています。
ハイクラスな高級車は、官僚が乗るベンツや外交官の車以外あまり見かけません。
ガソリンは1リットル約400マナト(=0.01ドル)ですので、ただみたいなものです。

ロシア製のジープです。
●インフラ
・道路
首都アシハバードはもちろん地方都市にもきちんとアスファルト道路が作られています。
アシハバードは片側3斜線の道が多く、非常に広々している。
ただ道路拡張時はそこに住んでいる住民を強制撤去するそうです。
道路を新たに大幅拡張しているような感じは見受けられませんでした。

高層ホテルから俯瞰した街です。道路も空いています。
・電気、水道、ガスなど
電気、水道、ガスは無料。
これらが不足することはないと聞くが、電気は設備不良で供給されなくなることはたまにあるようです。
水が出なくなるいう声はとくに聞かれず。
電話は無料ではないがほぼ無料に近いとのこと(詳細はあまりにも安いので皆わからず)
電気、水道、ガスが無料という事実を国民はとてもありがたいと感じている。
他国と比べてのメリットを聞くと、必ずこのことを引き合いに出します。
●軍人、警察について
軍人、警察官、清掃員などへの撮影は不可。
警察はなくなり軍人のみと聞いていたが、警察はあります。
街中には警察官、軍人が多数おり、主に警察官は交通整備、軍人は主要建物の警備をしているようである。
彼らは無給につき、軍人、警察官の市民に対しての小遣い稼ぎは頻繁に行われているとのこと。
「意味もなく車を止めて、いちゃもんをつけてせびる」というたかりが一般的
これはロシアでも同じですが。
大学に進学できれば、徴兵を免れることが出来るようである。
女性の兵士も見かけることがあった。

中立の塔、警備兵の交代シーンです。カッチャンカッチャンと不気味な音が響いています。
●検問
街から街への移動時、そのエリアの境において検問があります。
通常停車させられ、トランクを開けさせられ荷物チェックをします。
なんのチェックかというと、おもにカラシニコフ(自動小銃)と麻薬のチェックとのこと。
人間の目視チェックのみ。
●病院について
地方病院廃止という法律が施行されていると聞いていたが、地方にちゃんと病院は存在していました。
廃止はしていないが、積極的に展開もしていない様子。
医療費に関してだが、保険も存在し安価で検査を受けられる。
無料ではないようです
兵士はさらに特別な保険制度があり、ほとんど無料だそうである。
「ニヤゾフ・インターナショナル・メディカルセンター」という病院の写真を見ましたが、ここは最新設備のようである。
医療スタイルはロシアスタイルとのこと。
街中で売られている薬もほとんどロシア製、多種多様に揃っています。
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