トルクメニスタンの食べ物について
●食生活について
トルクメニスタンの食生活は伝統的なトルクメニスタンスタイルなものとロシアスタイルが混在しています。
ロシアスタイルは、スープ、メインなどを順番に食べるといったものでロシアメニューも数多くあります。
トルクメンスタイルは、始めからフルーツなどをテーブルいっぱいにならべ、いきなりメロンやスイカを食べたりします。
気温が高く、暑いので水やジュースを大量に飲みますが、必ず熱い緑茶を何杯も飲みます。
これはトルクメニスタン人の健康法のひとつのうです。
食材的には羊肉を始めとする肉料理が中心。
とにかく量が多く、脂っぽい。
汗をかくからか、塩がきっちりきいています。
スープを始め、プロフなどの米料理、シャシリク(串焼き)などに使用されます。
カスピ海沿岸ということもありチョウザメもポピュラーな食材。
焼きコブラやヤマアラシは以前は名物料理で食べられていたそうですが、現在は希少動物ということで食べることできず。

ロシアでもおなじみのシャシリクはトルクメニスタンでも欠かせない料理
羊はもちろんチョウザメシャシリクもあります
お酢を振りかけながら焼いています。

「バステュルマ」はビーフジャーキーみたいなもの。
ウォッカのお供の定番です。
臭みもなく食べやすい。

「スズマ」は舌が軽く痺れる酸味あふれるディップ
発酵しているサワークリームのような感じです。

モッツァレラチーズのような食感のブロンザ。
見た目より歯ごたえがあり、噛むとキュッキュッと音がする。

「コウルデュク」はコンビーフ状にした保存肉と塩をお椀に入れ、お茶を注いで食べる。
とんこつスープのような味が、とても後を引きます。
この食べ物はかなりレアです。

トルクメニスタンでは、このようなテーブルセッティングをします。
フルーツがはじめからたっぷり載っています。

トルクメニスタンのスタンダートなパン「チュリョク」。
見た目どおり、ずっしりと重みがあり板のようです。

これは羊肉入りのパンで「ヤーリチョリョク」。
熱々はお肉もジューシーでうまい。

羊肉の包んだパン「サモサ」。
肉汁がこぼれないように熱々をほおばります。
いくつでも食べられる美味しさ。

ロシア料理でもおなじみペリメニもあります。
これはさっぱりとした「スープ・ペリメニ」です。

中央アジアといえば、これ「プロフ」。
ピラフのことです。
トルクメニスタンの人は、「ウズベクのプロフは肘まで油がたれてくる」と自分たちのプロフを自慢していました(昔はプロフを手で食べていたようです)。
ウズベクのことは嫌いみたいです。
●食材について
とにかく名産品であるメロンとスイカが目に付きます。
メロンは5500マナト/kg(約0.2ドル)、スイカは1300マナト/kg(約0.05ドル)で安くてうまい。
メロンはトルクメニスタンが発祥といわれ、その大きくフットボールのようなメロンは非常に甘くジューシー。
果物、野菜の自給率は高く、バナナ、パイナップル以外は全て国産品。
主要な食材である羊肉は55000マナト/kg(約2.3ドル)、それほど格安感はない。
イスラム国であるが豚肉も食す。
表向きは自由競争での価格ということであるが、実際はかなり部分で国がコントロールしている統制価格とのこと。
塩は無料食材である。
上記価格はトルコ系スーパー「インパシ」のもの。
金額はスーパーも市場もあまり変わらない。
市場は日曜日の朝にピークが集中しており、ものすごい活気です。
★食材価格
・チョウザメ(ベルーガ) 65000マナト/s(2.83ドル)
・牛肉 70000マナト/s(3.04ドル)
・鶏モモ肉 39500マナト/s(1.72ドル)
・じゃがいも 8500マナト/s(0.37ドル)
・卵 10800マナト/s(0.47ドル)
・サラダ油 25000マナト/リットル(1.09ドル)

市場ではスイカ、メロンが山のように売られています。
これが甘くてうまいんだな〜。

ナッツ、ドライフルーツといった乾物も多種多様で豊富です。

珍しい形のトルクメニスタンの「もも」

魚の燻製(カプチョーヌイ)、いい色艶してます。

チョウザメもドーンと売られています。
血生臭いくらいフレッシュです。

トルクメニスタンのテーブルセッティング。
フルーツの積み上げ方がとてもいいです。

トルクメニスタンワインの原料となる品種「テルバシ」
もちろんこのまま食べられます。
とっても甘い!

これがトルクメニスタンが誇るメロン。
トルクメニスタンが発祥といわれています。
白い果肉がとにかく甘くてジューシー。
●飲み物について
ミネラルウォーター、ジュースは国内生産しています。
コカコーラやファンタなど有名なドリンクも普通に販売されています。
お茶(チャイ)は国民的ドリンクであり、健康の秘訣。
緑茶を基本とし、1日に何杯も飲みます。
お茶は国産でなく、他国からの輸入。
お酒はイスラム教の国では珍しく、何の規制もなく販売されています。
ビール、ウォッカ、コニャック、ワインがポピュラー。
ビールはロシア製「バルチカ」、トルコ製「エフェス」が主流、生ビールも飲める。
ウォッカやコニャックの飲み方はロシア式。
果てしなく飲みます・・・。
★飲み物価格
・ミネラルウォーター 7000マナト/1.5リットル(0.30ドル)
・コカコーラ 20000マナト/1.5リットル(0.87ドル)
・ウォッカ 25000マナト/0.5リットル(1.09ドル)
・ニヤゾフ大統ラベルのコニャック 95000マナト/s(4.13ドル)

トルクメニスタン国内産のペットボトルジュースです。
非常に身体に悪そうな色しています。

トルクメニスタンウォッカの中では、真ん中の黄色ラベルのボトル「セルダー」が人気
クリアで癖のない味です。

トルクメニスタンコニャックです。
ニヤゾフ大統領のレアな軍服姿がマニア向けです。

トルクメニスタンワインは葡萄酒ちっくな素朴で力強い味。

らくだの発酵乳チャウ。
癖もなくさっぱりとした味。

発酵乳チャウのアップ画像です。
美味しいのですが、普通の人はまず下痢をするでしょう。
●水について
とにかく暑いので、水は欠かせません。
一般的な飲み水はペットボトルの国産ミネラルウォーター。
ガス入り、なし、ともに現地生産品で7000マナト/1,5リットル(約0.3ドル)。
水道水は飲まないほうがよいでしょう。
味は軟水に近い感じで飲めなくはないですが、質は良くなくお腹壊しやすい。
●パンについて
トルクメニスタンの主食はパンです。
中央アジアで一般的な「チュリョク(レピョーシカ)」をはじめ、「ヤーリチュリョク(羊肉入りレピョーシカ)」、「プイシメ(揚げパン)」などが主なものですね。
「タンドュル」という釜で焼く焼き立てパンは最高です。

かわいいお嬢ちゃんもパンを焼くお手伝い。パンに印をつける道具は「デュルトゥクチュ」といいます。
この印をつけるのが意外に難しい。
リズムが悪いと、生地が道具にへばりついて大きな穴をあけてしまうのです。

チュリョクは、このように釜に張りつけて焼きます。
あっという間に焼き上がります。
その焼きたての美味しいこと!

パンは「サチャック」という厚手の布にくるんで保管します。
乾燥している気候ですから、生活の知恵ですね
●デザートについて
トルクメニスタンのデザートは、ロシアスタイルとトルコスタイルの両方が入ってきています。
共通しているのは、非常に甘いということ。
ケーキはボリューム満点、ロシアの影響色濃く、バタークリームもまだまだ主流。
カフェもちらほら見ることができました。

桃の形をしたお菓子。たっぷり砂糖がまぶしてあり、毒々しい色合いが非常に身体に悪そうです。
もちろん甘い。

大きなケーキが並ぶカフェのショーケース。
とにかくボリュームたっぷり。
奥の厨房できちんと手作りしていました。

こちらはスーパーのショーケース。
このセンスはすごいです。
●タバコについて
喫煙率は非常に高いです。
いたるところでみんながプカプカ吸っています。
トルクメニスタンは、国産タバコはなく全て見慣れた輸入品(マルボロとか)。
意外にもイスラムで一般的な水タバコはほとんど見られず。
タバコは18歳から吸ってよし。
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